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子どもの不登校、ひきこもりでお悩みのお母さんのためのカウンセリングルーム

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発達障害
2025/03/05
発達障害グレーゾーンの子どもについての講座を受講して  




 オンラインサロン沙羅



 カウンセリングルーム沙羅のオンラインサロンに参加しています。月額1650円で毎回違ったテーマのお話を聞くことができます。


30分の講義の後に60分の質問できる時間もあります。


前回も今回も興味深い話を聞くことができました。


前回は

「最近の50代・60代のお悩み~親の介護を巡って~」


今回は

「ほったらかしのグレーゾーンの子どもたち」でした。



発達障害やグレーゾーンの子にできること


 発達障害やグレーゾーンの二次障害により不登校になっている子どもを持つお母さんのお話を聞いていると、


具体的な療育や実践的なトレーニングを提案する以外にどうしたらいいのか?


できる事は少ないのか?...と私は分からなくなることが時々ありました。



こだわらなくていい!


でもこの講座で、

この問題は本当に難しい問題だから、


うまくいってないことにこだわらなくていいという先生のお話をお聞きすることができました。


その言葉に、発達障害の問題を考える時は、問題から少し距離をとって見てみるような感覚をイメージすることができました。


おかげで心が少しラクになりました。

 


できる事はまだまだある!


そしてそんなにうまくいっていない状況でも、まだまだできる事はあって、


どんなに絶望的だと思う状況でも、小さな小さなできる事を探してやってみる。


しかもそれによって状況が良い方向へと進んでいきそうだと希望が持てるお話を色々と聞くことができ、とても嬉しくなりました。


このオンラインサロンに参加して本当によかったです。今回の学びは私のカウンセリングにも活かしていきたいと思います。


発達障害で、もうどうにもできないと諦めかけているお母さんに、素敵なヒントを与えられると思いました。


 オンラインサロンは入会すると、過去の動画も全て見られるようになっていますので、興味のある方は是非ご覧ください。




3月は不登校がテーマです


次回の講座は不登校がテーマです。


 2025年3月27日(木)

〜「学校にいかなくて良い」はOK。でも、この先どうなるの?〜


についてお話が聞けます。その後も不登校など親子関係の問題についての講座がたくさんあります。


ひと月だけの参加や、退会・再入会も気軽にできます。私は毎月一回の講座を楽しみにしています。



オンラインサロン沙羅のお申し込みはこちらです。

https://sara-green.info/contentsol_1293.m.html



発達障害
2025/02/05
療育方法ABA(応用行動分析)  



 不登校の子供を持つお母さんから発達障害の話がよく出てきます。少しでもお役に立てることがあればと思い、私は児童発達支援士の資格を取りました。その中で今日は療育方法の1つABA(応用行動分析)についてお話します。




療育とは



 心身に障害を持つ児童に対して、社会人として自立できるように、「医療」と「教育」のバランスを保ちながら、進めていくことを療育といいます。





ABA(応用行動分析)



 代表的な療育方法の1つで、子供の行動をよく観察し、行動の前後を操作することにより良い行動を増やしたり、悪い行動を減らしたりできると言う原理を利用したものです。



ABAを行うことで、言語能力の向上、社会性の向上、小学校普通学級への入学率の上昇などその高い効果が繰り返し示されています。





ABAの実践方法



①行動の前のきっかけが発生する

②その後どう行動するかよく観察する

③行動を褒めるもしくは無視する



例えば子供がおもちゃを壊した時


Aパターン:子供はお父さんに正直にそのことを伝え、お父さんは素直に言えた子供を褒めます。

→嘘をつかず正直に伝える行動が増えます。(お父さんが褒めてくれたから)



Bパターン:弟のせいだとお父さんに嘘をつき、お父さんはその嘘や弁明を無視します。

→嘘をつく行動を繰り返さないようになります。(無視や注意される事は嫌だから)






問題行動の理由


 このような問題行動を起こす4つの理由かあります。


⑴要求

[例]大泣きして欲しい物を買ってもらう

...今後も同じ大泣きするという行動を繰り返す可能性があります。


⑵回避

[例]入浴を嫌がり親の手を噛む

...他の嫌なことを回避するために噛むと言う行動を繰り返す可能性があります。


⑶注目

[例]わざと物を壊して、親の関心を得ようとする

...注目されたいと思った時に、また同じ行動を繰り返す可能性があります。


⑷感覚刺激

[例]爪を噛んだり、貧乏ゆすりを繰り返す

...気分が落ち着いたり退屈が紛れると言う経験からこの行動を繰り返す可能性があります。




ABAを学んで



 例えば何か嘘をついたときに、何回かバレずに怒られなかったとします。するとその子は平気で嘘をつく子になってしまいます。

 

 お母さんが子どもに嘘はダメ、人を叩いてはいけない、人の物を勝手にとってはいけない...と何回も言い聞かせることで、子どもは「これをやるとまた怒られるからやめておこう」となります。


 ABAは難しいように見えて実はとてもシンプルです。


 親が子どもをよく観察して、どんな時に問題の行動が起こるのか見つけ出すことと、その時に親がどう対応するかが大切だと思いました。





 カウンセリングルーム ムギ 

あなたはあなたのままで大丈夫。ひとりで悩まないでください。

電話番号:090-6367-6316

営業時間: 9:00〜17:00 

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所在地 : 生駒市俵口町  サロン情報はこちら